《第1,053回》多発性硬化症で障害基礎年金支給決定 【障害年金】
こんにちは(^O^)/
最近、二女(1歳)が言うことを聞かないことが多くて困っています( 一一)
昨日もお風呂上りに服を着せようとしたのですが、
お母さんじゃなきゃイヤということで大泣き(>_<)
全力で泣くんで全身汗だく、お風呂入った意味ないし…。
先日まで「3人目は育てやすいのかもね」なんて嫁さんと話ていたのですが、
最近はコイツ(二女)が一番頑固かもと思っています(;^ω^)
さて、昨日のことになりますが、とても嬉しいお電話を頂きました。
7月に障害基礎年金を請求していた案件について、
無事に2級で認められたとのご連絡でした(#^^#)
まあ、書類が揃った時点で、間違いなく認定されるだろうとは思っていましたが、
それでも実際に認められるとやっぱりホッとしますね(^O^)
今回の案件は多発性硬化症という、指定難病での障害基礎年金の請求でした。
この病気の特徴としては、
症状の現れ方や部位、症状の程度が人それぞれだということです。
※大脳、小脳、脳幹、視神経、脊髄のどの場所に炎症が起きるかで症状が変わってきます。
なので、症状は実に多岐に渡っており、
しびれ感や感覚低下、手足の脱力や歩行障害、しゃべりにくさ、
視力低下、物が二重に見える複視、排尿障害など本当に様々です。
この方の場合も、最初は片目の視野が欠けるところから始まり、
現在は特に下肢に痺れや突っ張り感、脱力感があり、
歩行が困難な状態になっています。
最初にお会いしたのが今年の春でしたが、
その時の正直な感想として、
2級で認められる可能性はそれ程高くはないだろうと思いました。
※今回は障害基礎年金の請求の為、2級までしか認められません。
診断書作成前に、いつものように日常生活状況について詳細にヒアリングをしました。
その中で、歩いたり階段を上り下りしたりする行動が非常に大変で、
少しの段差で足を取られて転んだり、足裏が痺れている為不安定になり転んだりと、
日常生活のあらゆる場面で危険があることが分かりました。
また、その方のご自宅でお会いした時には、
高さのある椅子に座っておられたので分からなかったのですが、
正座、横座り、あぐら、脚なげだしといった、
床に座る動作がほぼ出来ないこともヒアリングの中で分かりました。
ヒアリング内容を書面にまとめ医師への情報提供を行ったところ、
こちらが伝えた内容がしっかりと反映された内容の診断書が出来上がりました。
冒頭にも書いた通り、
書類が揃った時点では間違いなく認定されるだろうと思っていた今回の案件。
しかし、最初から確固たる自信があった訳ではありません。
それが、詳細なヒアリングをしていく中で、
この方の日常生活でいかに困っているかが把握出来ましたので、
これを診断書にしっかりと書いてもらえれば大丈夫だと思いました。
※勿論、申立書もしっかりと書いたことは言うまでもありません。
このブログで何度も言っていることですが、
医者は患者と一緒に住んでいる訳ではありませんので、
日常生活でどのような支障があるかをしっかりと伝えないと、
診断書に軽く書かれてしまう可能性があります。
(これは医師が悪いのではありません。)
特に精神疾患や今回のような肢体の機能の障害の場合は、
このことがとても大切です。
私も今回の案件を通じて、詳細にヒアリングを行うこと、
それを医師に詳細に伝えること、
この当たり前のことの重要性を再確認した案件でした。