《第986回》時間が掛かるからダメという訳ではありません 【障害年金】
こんばんは(^O^)/
昨日、家族で夕飯を食べに行っていたのですが、
お店が満員で順番待ちの為に椅子に座って待っていたんですね。
その時、息子(4歳)の隣に大学生くらいのお兄ちゃんが座っていて、
スマホのゲームをしていました。
ゲームが気になる息子はスマホを覗き込んでいたのですが、
(そのお兄ちゃんは)スマホを傾けて(息子が)見やすくしてくれたんですね(*^-^*)
「すいません」と謝る私に笑顔でおじぎをされました。
息子よ、優しいお兄ちゃんで良かったね(^O^)
ちょっとホッコりさせられました(*^_^*)
さて、今回のタイトルは『時間が掛かるからダメという訳ではありません』です。
私は日頃、障害年金についてのご相談をお受けしていますが、
その中で割と多いのが次の質問です。
「提出してから3ヵ月以上になりますが、まだ結果が届きません。」
「時間が掛かるのは不支給だからなんでしょうか?」
結論は今回のタイトルが示している通りです。
時間が掛かっても支給決定になることもありますし、
逆に時間が短くても不支給決定になることもあります。
要するに、時間は関係がないんですね。
通常、障害年金の請求書類を提出してから約3ヵ月後に結果が送られて来ます。
これは、通常の請求だけでなく、額改定請求や支給停止事由消滅届の提出、
更新の際も同じく約3ヵ月だと思って下さい。
※審査請求の場合は3~4ヵ月、再審査請求の場合は約8ヵ月位がスタンダードですが。
ただし、これはあくまでも通常の話であり、
もっと早いこともあれば遅いこともあります。
早く結果が出るのはいいとして、遅くなるのは困りますよね?
では、何故時間が掛かるのか。
その理由は次のような点が考えられます。
①たまたま請求件数が多かったから
⇒当然ながら、毎月何件までと決まっている訳ではありませんので、
請求件数には月毎にバラつきがある筈です。
そうなると、当然件数が多い時もあります。
そのたまたま請求の多い時に提出した場合は、
多少時間が掛かるのは仕方がないでしょうね(要するに事務処理上の問題です)。
②疑義照会が行われたから
⇒審査の途中でその内容に疑問が生じた場合は、
疑義照会と言って疑問に対する回答や、
追加書類の提出を求められたりすることがあります。
そして、この時には返戻と言って、
提出した年金事務所等に一旦請求書類が返されることになっています。
この間は審査はストップしますので、
対応が遅れれば、当然結果が出るのも遅くなります。
③特殊なケースの場合
⇒特殊なケースの場合も、やはり時間が掛かることがあります。
通常とは異なるケースについては、
やはり日本年金機構も慎重にならざるを得ないでしょう。
勿論、②と③の両方が該当するケースもあります。
いかがでしょうか?
待っている時間は非常に不安だと思います。
でも、こればかりは待つしかないんですよね。
因みに、3か月半を超えるような場合は、予め通知が郵送されて来ますので、
良ければ覚えておいて下さい。
兎に角、時間が掛かるからダメなんてことはありません。
特に長くなるとご不安も大きくなっていると思いますが、
出来るだけ心を穏やかにしてお過ごし下さい。