こんにちは(*^^*)

連休の中日、皆さまどうお過ごしでしょうか？
行楽の秋、食欲の秋、読書の秋、いろんな秋の楽しみ方がありますよね？
私の方はというと、どれにも当たらずまったりと過ごしています。
そういえば、買っただけで読んでいない本が何冊かありますので、
少しずつ読んでいこうかなと思っています(*^▽^*)

さて、先日のことになりますが、とても嬉しい報告がありました。
6月に障害厚生年金の請求をしていた案件があったのですが、
無事に2級で認められたとの報告でした！
かなり難しい案件であり、頭を悩ませながら慎重に進めて行ったこともあり、
喜びも一入でしたね！
正に社労士冥利に尽きます(*^^*)

…で、今回の案件が何故難しかったかというと、
タイトルにもあるように”社会的治癒”が絡んだ案件だからです。
社会的治癒については、理屈はそれ程難しくはありません。
特に症状を感じず通院や服薬もせず、
普通に社会生活を営んでいる期間が概ね5年以上ある場合は、
医学的に治癒したかどうかは別にして、
社会的には治癒したものとみなし、
その後に初めて医療機関の受診をした日を初診日とすることができるというものです。

この社会的治癒、理屈は全く難しくないのですが、
これを認めさせるのが物凄く難しいんですね。

私は、この社会的治癒の絡んだ請求をこれまで7件行っています。
1件はまだ結果待ちの状態ですが、
残りの6件は全て社会的治癒が認められています。

そこだけを聞くと「なんだ、簡単なんじゃないか」と思うかも知れませんが、
認められた6件のうち、途中で返戻
（審査段階で疑義等があり、書類が戻って来ること）
なしですんなり認められたのは1件だけ。
残り5件は返戻がありました。
※因みに今回も返戻がありました。

さらにその5件中1件は不支給決定がなされ、
審査請求、再審査請求を経てようやく認められましたが、
最終的にご本人様に年金証書が届いたのは、
ご依頼を頂いてから2年半以上掛かりました。

そのくらい難しいんですよね、社会的治癒が絡むと。
今回の方は熊本県外の方なのですが、
私に相談する前に6～7人の社労士に門前払いにされたと仰っていました。

ちょっと長くなりそうですので、続きはまた次回書きたいと思います(^.^)/~~~