こんばんは。

既にニュース等でお聞きになった方もいると思いますが、
障害年金の審査結果における地域格差の問題に対して、
日本年金機構は、今年の4月から審査を一元化することを決めました。

http://this.kiji.is/64992935837795829

昨年、この問題で何度も専門家の会合が行われ、
新ガイドラインの運用が4月から始まる予定になっていました。
しかしながら、ガイドラインを作ったところで、
これまで通り都道府県ごとに審査を行っていたのでは、
やはり格差の是正は難しいだろうという感想を持っていました。

4月からは東京に『障害年金センター（仮称）』を作って、
そこで一元化して審査を行うことになりました。

…ただ、ちょっとはっきりしないことがあります。
それは、次のどちらを一元化するのかということです。

①障害基礎年金の審査を一元化する。
②障害基礎年金、障害厚生年金全ての審査を一元化する。

この辺りが今のところはっきりと分かりません。

このブログでも何度も書いて来ましたが、
元々の地域格差是正の対象は”障害基礎年金”についてでした。
しかし、途中からは障害厚生年金も含めての格差是正の話にすり替わってしまっています。
障害基礎と障害厚生の申請件数を合せるとかなりの数になりますので、
流石に②はないと思いますが、今のところはっきりとしません。
（新聞の内容は『都道府県ごとに行っている審査を一元化』となっていますので、
多分①だとは思いますが。）

また、はっきりとした事が判明しましたら、このブログでも紹介したいと思います。