《第861回》先ずは時系列的に書き出してみましょう 【障害年金】
こんばんは(^O^)/
今日、某社労士講座から平成27年度分の源泉徴収票が届きました。
いよいよ確定申告ですね(*´ω`*)
大体の準備は出来ていますので、後は細かいところを詰めて行くだけです。
週末の講義が終わったら、ガッツリ取り掛かろうかと思っています。
さて、今回のタイトルは『先ずは時系列的に書き出してみましょう』です。
私が障害年金請求のご依頼を受けた場合に、
最初にお願いするのがコレです。
通院歴を時系列的に書き出していただきます。
本当にザックリとした流れで大丈夫ですが、これが非常に重要です。
(例)
①平成15年夏頃~12月頃:〇〇クリニック 内科(頭痛、不眠)
②平成16年春頃~秋頃:〇〇心療内科(適応障害?)
③平成16年秋頃~平成20年夏頃:〇〇市民病院 精神科(うつ病、パニック障害)
④平成20年夏頃~平成24年8月:〇〇こころのクリニック(うつ病)
⑤平成24年9月~平成27年6月:〇〇病院 精神科(うつ病)
⑥平成27年6月~現在:〇〇医院 精神科(うつ病)
これを書き出したことによって、
初診日の証明を〇〇クリニックで受けなければならないことが分かりますよね。
先ずはここで受診状況等証明書を書いて貰うことになります。
次に障害認定日(初診日から1年6ヵ月経過日)は、
〇〇市民病院を受診していたことも分かりますので、
障害認定日の診断書をここで書いて貰うことも分かります。
※障害認定日請求を行う場合です。
さらに、〇〇医院で現在の診断書を書いて貰うことになります。
最初に通院歴を書き出すことによって、
その後どこの病院にアプローチを掛けることになるかの青写真が見えて来ます。
これをやっておくと、その後の行動がしやすくなるのです。
勿論、あくまでもご本人様の記憶に基づいたものですので、
実際にはズレが生じることはよくあります。
例えば、〇〇クリニック受診は記憶より1年前だったとか、
それ以前に〇〇内科で睡眠導入剤を処方されていたとかといったことです。
この場合は受診状況等証明書を取りなおしたり、障害認定日が別の病院になったりしますが、
最初に書き出しておけば、その後の行動はスムーズになります。
また、病歴・就労状況等申立書を書く際には、
前記の例であれば7つの項目に分けなければならないことになります。
※最初に、発病から初診までの状況を書かなければなりません。
申立書を書く際には、当時のことを思い出す必要がありますが、
最初にザックリとした通院歴を書き出すことで、
どこの部分を思い出せばいいのかが見えて来ます。
※勿論、通院歴が長いと記憶を辿るのは容易ではありませんが。
ネットの書き込み等を見ると、
最初に何をしていいのかが分からないといったものをよく見かけます。
先ずはご自分の通院歴を書き出すことから始めて見て下さい。
ご自分で請求するにも、社労士に依頼をするにも、
その後の行動がスムーズになると思いますよ(^O^)