《第966回》急性多発性神経炎で障害基礎年金支給決定 【障害年金】
こんばんは(^O^)/
今日はちょっと寒かったですね。
関東の方は雪が降ったみたいですし、明日も寒くなりそうですね。
そう言えば、週末は講義の為に福岡に行きます。
向こうも寒いんだろうな~、とか考えている寒がりなワタシです(-_-;)
さて、先日のことですが嬉しい報告がありました。
8月に障害基礎年金の請求をしていた案件があったのですが、
ご依頼者様のご家族から連絡があり、
無事に1級での障害基礎年金が認められたとのことでした。
正直なところ、全く不安要素はありませんでしたが、
それでも無事に決まるとホッとしますね(^O^)
今回の案件は、
急性多発性神経炎(ギランバレー症候群)という末梢神経が障害される疾患でした。
この方のご家族は私の知り合いで、話を聞くと明らかに1級相当の障害であり、
また、20歳前障害で初診日の証明もそれ程難しくなさそうでした。
当初は「自分でやってみる」と言われていました。
実際、私が関わらなくても問題ないだろうなと思っていました。
しかし、実際にご家族の方が動いてみると、
年金事務所での説明も腑に落ちないもので、
正直不安を覚えているようでした。
そこで私に依頼があり受任しました。
請求の過程では、ちょっと初診日に関して疑問点があり、
初診の候補となる病院が2つありました。
しかし、どちらにせよ初診日が20歳前にあることに変わりはありませんでしたので、
私からの意見書を添付して提出しました。
※20歳前障害による障害基礎年金の場合は、明確な初診日でなくても、
初診日が20歳前にあったことが分かれば問題ありません。
今回の案件は、私が関わらなくても大丈夫だろうと思っていましたが、
現実には窓口での不的確な説明によって不安を覚えることになっていました。
ちょっと困ったことではあるのですが、
窓口職員であっても障害年金は苦手だという人は少なくありません。
(そして、どのような人に当たるかは完全に運しかありません。)
ご自分(若しくはご家族)で請求されるのが悪いとは思いませんが、
障害年金はルールが複雑なため、しばしば間違った説明がなされている現実があります。
ご自分で請求をされる場合は、くれぐれもご注意下さい。