《第975回》出来れば最後までやりたかったですね 【障害年金】
こんばんは。
気付けば、今年も今日を含めて残り5日となりました。
本当に時が過ぎるのははやいですよね。
明日で幣事務所は御用納めですが、
その後は家の大掃除なんかが待っています。
気持ちよく新年を迎える為にも、あと5日間しっかりと頑張ります。
さて、今回のタイトルは『出来れば最後までやりたかったですね』です。
(ちょっと気持ちの整理が必要だったので、今回の内容は直ぐには書けませんでした。)
12月に入って直ぐくらいのことですが、
障害年金の結果待ちの方から電話がありました。
結果は『不支給決定』。
非常に残念な結果です。
私はどの案件も受給権が獲得出来る様に頑張っていますので、
やはりこの結果は悔しいです。
ですが、それ以上に悔しいのは、ご依頼者様が審査請求を諦められたことです。
詳細は書けませんが、最初から難しい案件であることは分かっていましたし、
ご依頼者様もそれを理解されていたと思います。
実際、請求するまでにも半年程かかりましたし、
審査中も何度も返戻がありました。
膨大な量のカルテを開示請求したりもしました。
そして、結果が出るまで(提出から)実に1年以上も経過しています。
それ程難しい案件だった訳です。
悔しいですが、ある程度予想も出来ていた今回の結果でした。
そして、私としてはこれから審査請求に入ると思っていました。
ですが、ご依頼者様はそれはしないとの決断をされました。
確かに時間が掛かりましたし、この間には色々とありました。
なので気持ちが折れてしまったのも理解できない訳ではありません。
ですが、折角ここまでやって来たので、
やっぱり簡単には諦めたくないというのが私の本音です。
(正直、専門家としての意地もあります。)
ですが、同時に私たちは代理人に過ぎません。
障害年金を請求するのもご依頼者様の権利ですし、
当然、審査請求だってご依頼者様の権利です。
「権利を行使しない」
そう言われればそこまでなんですね。
悔いはメチャクチャ残っていますが、ご依頼者様の意志に従うしかありません。
これから私の方に障害年金の請求のご依頼を検討されている方へ。
私はホームページにも書いている通り、
他の社労士が断った案件でもご相談を承っていますし、
実際にご依頼も頂いています。
そうった案件の多くは難しい案件であることが多いですし、
その分、最初の障害年金請求では不支給になる可能性も充分あります。
なので、不服申立て(審査請求や再審査請求)まで戦うことになることもあり得ます。
その辺りはどうか覚悟を持って頂きたいと思います。
途中であきらめるのは悔し過ぎますので。