《第1,025回》両感音難聴で障害厚生年金支給決定② 【障害年金】
こんばんは(^O^)/
先日、再審査請求中の案件で保険者が処分を変更してきた案件で、
厚生労働省から再審査請求の取下書が届きました。
※詳しくはコチラのブログをご参照下さい。
ちょっと分かりにくいと思いますが、
元々不支給決定されていたものを変更することになったので、
再審査請求は必要が無くなりましたよね、だから取下げて下さい。
といった趣旨のものです。
長い長い闘いが終わろうとしています(*^-^*)
…と言っても、実際に年金証書が届くのはもう少し時間が掛かるんですけどね(^^ゞ
さて、前回の続きから。
「左右の難聴については因果関係がない」という医師の意見書が取れませんでしたので、
今回の請求において初めて2級請求が認められる可能性はぐっと低くなりました。
※少なくともこの時点ではそう思っていました。
とは言え、簡単に引き下がるのは悔し過ぎますよね。
(私も諦めが悪い方なので(^^ゞ)
なので、ダメ元で(当初のプラン通り)初めて2級請求をやりましょう、
と私の方から改めて伝えました。
ただ、何もせずにダメ元でやっても絶対に認められるものではありませんので、
やれることを全てやって、主張すべきことを全て主張して、
その上での”ダメ元”とすることをお互いに確認しました。
そこから、色々な資料をご依頼者様はご用意下さいました。
例えば、次のようなものです。
①高校生当時の日記
※右耳は聞こえたが、左耳が聞こえなかったことが書いてあった。
②右耳難聴で医療機関を受診する1年~6年前の健診結果(現存していた3ヵ年分のみ)
※全て右耳正常、左耳異常となっていた。
③右耳難聴で医療機関を受診した3ヵ月前に、高熱で夜間外来を受診した時の診断書
※39度を超える熱発があった事実が書かれていた。
④高熱で夜間外来を受診した日の日記
※40度の熱が出たことが書いてあった。
⑤③の発熱から12日後の日記
※右耳に違和感を感じたことが書いてあった。
これらの証拠を基に、両耳の難聴は全く別の障害であり、
今回の請求は初めて2級請求の要件に一致することを主張しました。
ご依頼者様が一生懸命に資料を探して下さったので、
私もそれなりの主張が出来たのですが、
それでも上手く行く可能性は20~30%がいいところだと思っていました。
申請書類の提出から約3ヵ月半が経過した頃、
ご依頼者様から連絡が入り、無事に障害厚生年金の1級で認められたことが分かりました。
いや~、私としてもかなり頭を悩ませた案件でしたので、
この報告は非常に嬉しかったですね!
今回は医師の意見という最も欲しいものが手に入らなかったことで、
かなり頭を悩まされることになりました。
その厳しい状況下でもいい結果が残せたのは、
ご依頼者様が本当に一生懸命に色々な資料を揃えて下さったことです。
これらが無かったら、私の主張なんで何の意味もなさなかったでしょうしね。
喜びの報告を受けたのは3日前のことです。
このブログを書きながら、またその時の感動が蘇って来ました(*^-^*)
ブログを書き終えたら、1人で乾杯をし直します(^-^;