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《第996回》線維筋痛症で障害基礎年金支給決定 【障害年金】

DSC_0007こんばんは(^O^)/

今日のお昼からは子供達とプールに行く予定だったのですが、
何とか天気が回復していたこともあり、
健軍神社近くの公園にて
家族でお花見をしました(*^-^*)
写真の写りはあまりよくありませんが、
満開でメチャクチャ綺麗でしたよ(#^^#)
ここ数日天気が悪いこともあって今年は諦めかけていただけに、
余計に嬉しかったですね(^^)v

さて、今日の夕方にとても嬉しい報告がありました。
2月末に障害年金の請求をしていた方からだったのですが、
無事に2級での障害基礎年金が認められたとのことでした。
この案件は請求までにかなりの時間が掛かっただけに、
とても嬉しそうなご依頼者様の声を聞けて、
私もメチャクチャ嬉しかったです(*^-^*)

今回の案件は線維筋痛症という、
身体の至る所に激痛が走るという原因不明の難病です。
そしてこの病気については、
平成24年春に『認定が困難な疾患の認定事例』ということで通達が出ています。
※詳しくはコチラをご参照下さい。

前記のとおり、2月末に請求をしていますので、
決定までの期間は1ヵ月強しか掛かっていません。
では、請求の過程もスムーズだったかというと全くそうではありません。
請求までに約1年の歳月を要しました。
その主な理由は、医師が診断書を書いてくれなかったことです。

これは線維筋痛症に限ったことではないのですが、
難病の場合はそもそも専門医が少ないのが現実です。
なので、専門医ではない医師が治療に当たっているケースは少なくありません。
その場合「専門ではないから」という理由で、
診断書の作成を拒否されることがあります。
※因みに障害年金の診断書は、
 医師であれば誰が書いても(専門医でなくても)違法ではありません。
※ただし、精神の障害の診断書だけは、
 精神保健指定医または精神科を標榜する医師が記載することになっています。

この方の場合も上記の例にもれず、専門医ではないという理由で、
診断書の作成を断られていました。
そこで、専門医を受診したのですが、
なんとそこでも作成を断られてしまいました。
(ここについては、それ以外にも色々と問題があったのですが)
さらに、別の病院では診断書を書くにしても、
線維筋痛症では書けないとここでも作成を断られてしまいました。

最終的に現在通院中の病院(専門医)で書いて貰ったのですが、
ここに至るまでに実に1年程の時間が掛かってしまいました。

病気による全身の痛みに加えて、
どこに行っても診断書を書いて貰えない不安も相当に大きかったでしょう。
途中、何度も心が折れそうになることも多々あったと思いますが、
ご依頼者様が歯を食いしばって諦めなかったことが、
今回の結果に繋がったと私は確信しています。

これから障害年金の請求をお考えの方。
そして、罹患されているのが線維筋痛症のような難病の方。
通常の請求よりも難易度が高いことは覚悟をしておいて下さい。
※意味もなく不安を掻き立てている訳ではありません。強い気持ちで臨んでほしいだけです。
請求の途中で困難なこともあるかも知れませんが、
簡単には諦めないで下さいね。

また、難病の場合は請求の難易度も高めのことが多いです。
間違ったやり方をしてしまうと、
認められるべきものも認められなくなってしまいます。
障害年金の請求をするのは、恐らく一生で一度のことだと思います。
少しでも不安があるのであればお気軽にご相談下さい。

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