《第997回》1度提出すると難しくなる① 【障害年金】
こんばんは(^O^)/
今日熊本市内の某病院から連絡があり、
先日お願いをしていた受診状況等証明書が出来上がったとのことでした。
早速明日取りに行く予定ですが、
内容に問題がないことを祈るばかりです(*^-^*)
さて、今回のタイトルは『1度提出すると難しくなる』です。
先日インターネット上で困った書き込みを見かけました。
『障害年金は最初は自分でやってみて、ダメな場合に社労士に頼めばいい』
確かにご自身でやった場合はお金が掛かりません。
実際、次の3つを満たすのであれば、私たち社労士に頼む必要はないでしょう。
①交通事故のように初診日がはっきりしており、かつ過去5年以内である。
②人工関節=3級のように障害等級が決まっている。
③時間が十分にあって、かつ多少の労力は厭わない。
逆にそうではないケースについては、色々と注意すべき点がありますので、
出来れば最初からご相談頂きたいというのが、
専門家の端くれである私の意見です。
そうしないと、今回のタイトルにもあるように、1度提出すると難しくなるのです。
結果に納得がいかない場合の選択肢は2つです。
1つ目は不服申立て。
不服申立ては一度決定した内容を覆す行為ですので、
一般の方がご自身でやったところでほぼ勝ち目は0と言っていいでしょう。
では、私たちなら大丈夫かというとそうは言い切れません。
このブログでも何度も書いていますが、
不服申立ては最初に提出した書類の内容について不服を述べますので、
診断書等の内容がそもそもどうしようもないものであれば、
正直どうすることも出来ません。
「私はこんなに軽い状態ではありません」
不服申立ての相談で良く聞く言葉です。
障害年金は書類審査ですので、
診断書等でしかその人の状態を判断しません。
未だに診断書を出し直せばいいとか書いてある書き込みを見かけますが、
これは後出しジャンケンですのでどうにもなりません。
(後で取った診断書などお金の無駄です)
もう一つの方法が再請求(1から請求をやりなおす方法)です。
意外と知らない方も多いのですが、
障害年金は1回ダメ(不支給)だったとしても、
再度やり直すことが出来ます。
しかし、その場合に覚えておかなければならない3つの欠点があります。
ちょっと長くなりそうですので、続きはまた次回。