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《第1,001回》無意味な誇張は止めて欲しい 【その他】

こんにちは。

熊本地震から1年が経過しました。

震度7の地震が来て、
その後にまた震度7(本震)が来るなんて夢にも思いませんでした。
幸い私も家族も家も無事でしたので、
私自身はそれ程辛い目に遭った訳ではありません。
ただ、私の住む益城町を始めとする熊本市内近辺には、
家を失い仮設住宅に住んでおられる方も大勢いらっしゃいます。

1年が経過して、だいぶ解体作業も進んで来ました(まだ終わっていません)。
それに伴って、更地になっている個所も見受けられるようになって来ました。
これは紛れもない事実です。

ただ、今日テレビを見ていて非常に違和感を覚えました。

テレビには私の住む益城町の映像が流れていたのですが、
映像は更地が多い地域を限定しており、
まるで益城町全体がそのような状態であるかのようでした。

さらに、アナウンサーの言った一言に唖然としました。

「朝から外に出ると人が殆どいなかった」

おいおい、これは酷過ぎるでしょう。
こんなこと言われたら、
多分ゴーストタウンのような状態を想像するのではないでしょうか?

私たちは益城町で生活をしているんですよ。
必要な方に必要な支援は今後もしなければなりませんが、
かと言って私たちにも生活がありますので、
無責任な報道で風評被害のようなものが出ては困ります。

震災の1ヵ月後くらいだったと思いますが、
ある人からこんなことを言われました。

「益城町って消滅するんじゃないの?」

因みに、これを言った人は熊本県内の人です。
県内でもこの有様ですので、県外の人はもっと誤解をするのではないでしょうか?

益城町の人口もかなり減っていると思われている方も多いと思います。
実際減っていますが、皆さんが想像している程ではありません。

平成28年3月:34,499名
平成29年3月:33,001名

勿論、3万人程度の町で1年で1,500人程減少しているのですから、
激減と言っても差支えはないと思います。
ですが、全体に占める割合は5%に満たないものです。
これで町が終わったとか考えないで欲しいです。

それもこれも、いい加減な報道が大きな要因だと思います。
無意味な誇張は本当に止めて欲しいですね。

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