《第1,031回》自分でやるべき。社労士にまかせるべき。① 【障害年金】
こんばんは(^O^)/
我がソフトバンクホークスは日本ハムファイターズに0-2で破れました。
今季最高の連勝も6でストップし、
さらに、楽天に首位の座を譲り渡してしまいました(-_-;)
まあ、連勝はいつかは終わるので仕方がありません。
気持ちを切り替えて行きましょう!
さて、今回のタイトルは”自分でやるべき。社労士に任せるべき。”です。
最近、2つの依頼を断ってしまいました。
両方とも、以前私が障害年金の請求をお手伝いした方で、
更新が近いので手伝って欲しいという件でした。
何故なら私は、更新は自分でやった方がいいと考えているからです。
更新時にやるべきことは、診断書が日本年金機構から送られて来ますので、
それを主治医に渡して書いて貰い、更新月の末日までに提出するだけです。
※障害基礎年金は市区町村役場、障害厚生年金保は機構本部に郵送します。
勿論、その際にはご自身の日常生活の状況を主治医に伝える必要があります。
※伝えなくても書いてはくれますが、本来よりも軽く書かれる可能性があります。
私が障害年金の請求をお手伝いする際には、
診断書を書いて貰う前に詳しいヒアリングをして、
その内容を書面にして診断書と一緒に(主治医に)渡します。
そうやって、本来よりも軽く書かれるリスクを減らしているんですね。
「その時のことを思い出して頂ければ、
大体何を伝えるべきかが分かると思いますので、同じようにやって下さい。
そうすれば、更新で不利益を受けるリスクはかなり回避出来ます。」
そうお伝えしました。
精神疾患や肢体の機能障害をお持ちの方は、
特にこの日常生活状況を伝えるという行為が非常に大切です。
※視覚障害や聴覚障害など、検査数値で等級が決まるものについては、
こういうことをしなくても大丈夫です。
通常であれば、何を伝えればいいか分からないと思うかも知れませんが、
これについては、最初の障害年金請求の時に私がやっていますので、
「なるほど、その時みたいにやればいいんですね」って仰っていました。
※これは私達に依頼した人だけにしか分からないメリットだと思います。
このように、私は基本的には更新はご自分でされた方がいいと思っています。
その理由は経済的な意味が最も大きいです。
最初の障害年金請求の際はそれこをゼロからのスタートですし、
支給決定後の最初の年金支払いの際には、
数か月分は振り込まれることになります。
なので、そこから私への成功報酬を支払えばいいので、
支払いで苦労することはないのです。
ところが更新は違います。
既に2ヵ月に1回障害年金が支給されるのが当然になっていますし、
定期収入として計算されたものな筈です。
なので、更新の手伝いを依頼すると、報酬の支払いで苦労されることがあります。
一方で、更新時にも不利益を受けるリスクがあります。
更新で等級が下がってしまった、不支給になってしまった。
こういったご相談は後を絶ちません。
そして、多くの場合診断書が実際の状態よりも軽く書かれていることが多いです。
では、医者が悪いかというとそうではなく、
ご自身の状態をきちんと伝えていないことが原因です。
更新時に日常生活状況について、
どのようなことを医師に伝えるべきかが分かっているのであれば、
更新時に不利益を受けるリスクはかなり減りますし、
それが出来るのであれば社労士に支払う報酬は勿体ないです。
※変な事を言うとお思いでしょうが、私は本当にそう思っています。
といった理由で、私は障害年金のお手伝いをした方については、
更新の手伝いについては基本的にはお断りをしています。
(勿論、どうしても不安なので手伝って欲しいと仰る方も少数はいますが。)
一方で、社労士に任せるべき案件もあります。
ちょっと長くなって来ましたので、続きはまた次回(^O^)/