《第1,037回》線維筋痛症で障害基礎年金支給決定① 【障害年金】
こんばんは(^O^)/
今日は息子(5歳)と近所の神社のお祭りに行っていました。
そうしたら、息子の保育園のお友達のY君がいて大喜び!
確かに私が小さい頃も、
思いがけない場所で友達と会うのはやっぱり嬉しかったですしね。
夏祭りで友達とはしゃぐ姿を眺めている、
何ともホッコリとした夏の昼下がりでした。
さて、先日のことですがとても嬉しいメールが来ました。
5月に請求をしていた案件があったのですが、
無事に1級での障害基礎年金が認められました。
今回も色々とあって頭を悩ませた案件でしたので、
結果を残せて本当に嬉しく思いました。
今回の案件は線維筋痛症という、
体の至るところに激痛が走る原因不明の難病での請求です。
この線維筋痛症についてはご存知の方もいるかと思いますが、
平成24年に認定が困難な認定事例というのが出されております。
私が線維筋痛症で障害年金が認められたのはこれで4例目ですが、
どれも難易度は高い印象です。
今回はそれだけではありませんでした。
この方は全身性エリテマトーデス(以下、SLE)という難病も併発しておられます。
さらに、SLEで以前は障害基礎年金を受給していました。
それが更新で不支給になってしまい、
さらに支給停止事由消滅届を提出しても認められていませんでした。
私が相談を受けたのはここからです。
まず、支給停止事由消滅届に添付した診断書を確認しましたが、
とても不服申立てになる内容ではありませんでした。
何故かと言うと、診断書の病名はSLEとベーチェット病で、
さらに診断書の内容は激しい疼痛による日常生活の困難さが書いてあったことです。
以前、このブログでも書いたことがありますが、
疼痛は原則として障害年金の対象外となっています。
例外的に3級までであれば認められることもあるのですが、
今回は障害基礎年金でしたので3級では認められませんよね。
ということで、不服申立ては断念しました。
ところで、この方は線維筋痛症も併発していました。
先ほど疼痛は原則として障害年金の対象外だと書きましたが、
この線維筋痛症については例外で、
2級以上が認められることもあります。
…で、話合いの結果、改めて線維筋痛症での障害年金の請求を行うことにしました。
請求の過程も色々とあったのですが、
今回の案件で興味深いのはその結果についてです。
先ほど1級での障害基礎年金が認められたと書きましたが、
診断書の内容は2級相当のもので、とても1級にはなりそうもないものでした。
さらに、4年半前の障害認定日時点では1級でしたが請求日は2級。
それだけでなく、約2年前から2級に等級が下がっていました。
「どういうこと?」
そう思われた方もいるかも知れませんが、
ちょっと長くなって来ましたので、続きはまた次回。