熊本障害年金サポートセンター │ 運営:たびら社会保険労務士事務所

熊本障害年金サポートセンター

障害年金の専門家が丁寧にサポートいたします!:全国対応可

096-221-1318

電話受付時間 : 9:00~20:00 :土日祝日も対応します!

メール対応は24時間受け付けております。

お問い合わせはこちら

事例27:腰椎椎間板ヘルニア(40代・男性)

 疾患名  腰椎椎間板ヘルニア
 年代・性別  40代・男性
 経過・症状  約10年前、激しい腰痛や下肢の痺れによりA病院を受診、腰部椎間板ヘルニアと診断された。B病院に転院しブロック注射等を受けていたが、効果は一時的だった。次にC病院を紹介受診し、ここで手術を施行。痺れは解消され、痛みも一時的に解消したが、その後は再度悪化してしまった。しかし、湿布を処方される程度の対処しかなされず、また、医師からも「(痛いのは)気にせいだ」といった心無い言葉を受けるようになった。医師への不信感からDクリニックに転院。ここはしっかり話を聞いてくれる信頼できる医師だったが、症状は徐々に悪化。仕事を辞め再就職するも、腰痛のため満足に動けず、どこも長続きはしなかった。そんな折、脊髄刺激療法のことをテレビで知りE病院に転院。ここで脊髄刺激療法埋め込み術を施行された。その結果、少しの痛みであれば感じにくくなったが、痛みが強くなるとあまり効果はなかった。現在は午前中のみ看護師として働いているが、疲れが溜まると痛みが強くなってしまい、仕事も週2回程は休んでいる状態である。背中や首等の広範囲の痛みもあり、屋内での歩行も壁に手を添えてゆっくりしか歩けないことも多い。
 請求の過程  最初にご相談を頂いた時の感想として、障害等級に該当するかどうか非常に微妙であり、(年金が認められるか否か)どちらに転んでもおかしくない程度の状態だと感じました。仕事は休みがちとは言え、看護師という決して軽作業とは言えない業務に就いていたことも、そういう感想を持った要因の一つです。請求にあたっては、日常生活動作について詳しくヒアリングし、書面に状態を記しました。例えば、歩行等は常時とは言わないものの、月の半分くらいは壁に手を添えたり掴まったりして、ゆっくり歩くことしかできない等、日常生活動作の状況について具体的に示しました。また、病歴・就労状況等申立書(以下、申立書)にこれまでの経緯に加え、現在どのような点で困っているか等を詳細に記して請求に臨みました。
 結果  3級での障害厚生年金の支給決定。
 寸評  請求の過程でも書いた通り、どちらに転んでもおかしくない案件でしたので、無事に受給権が認められてホッと胸を撫でおろしています。難しい案件ではありましたが、今回も特別なことをした訳ではありません。日常生活状況について医師に詳しく伝えて診断書に正確に書いて貰うこと、及び申立書を詳細に書くことです。他の事例でも何度も書いていることですが、やるべきことをしっかりとやることが、受給権を得るためには非常に重要です。これから請求をお考えの方は、この辺りをしっかりとご留意頂きたいと思います。ただし、何を(医師に)伝えればいいのか、申立書にはどんなことを書けばいいのか、よく分からないという方も少なくないと思います。障害年金を請求するのは、恐らく一生で一度きりのことです。少しでも不安に思われるのであれば、お気軽にご相談頂きたいと思います。
この方のアンケートは、コチラからご確認頂けます。
Return Top