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事例28:自閉症スペクトラム(20代・男性)

 疾患名  自閉症スペクトラム
 年代・性別  20代・男性
 経過・症状  3歳児検診で言葉の遅れを指摘された。また、偏食で野菜が食べられない、物忘れが多い等で、先生に叱責されることも度々あった。好きなことは集中して取組む(止めさせようとすると癇癪を起す)一方で、宿題等の興味のないことは集中できず途中で投げ出していた。コミュニケーションを取るのが苦手で、学校では一人で本を読んでいることが多かった。その後、障害者に理解のある高校に入学。高校では実習があったが、実習先で分からないことがあっても聞くことができなかった(聞くタイミングやどう話せばいいかが分からない)。卒業にあたっては、障害者枠での就職を希望。学校や、登録していた障害者サポートセンターの協力もあり、卒業後は障害者枠での就職が決まり、現在も周りのサポートの元で就労を続けている。一方で、日常生活においても、あらゆる場面で両親のサポートが必要である。
 請求の過程  この方は障害者枠での就労とは言えフルタイム勤務(厚生年金加入)を続けていましたので、その点をもって自立と捉えられる可能性がありました。そのことについてご家族からお話を伺うと、就職に際して高校や障害者サポートセンターの協力があり、また、職場も障害者を雇用するにあたっての会議が開かれる(障害者雇用は初めてであり、障害の特性に関する注意点等が話合われた)など、周りの協力があって成り立っていることが分かりました(勿論、ご本人様が頑張っておられることは言うまでもありません)。そこで、周りのサポート体制がどうなっているかを病歴・就労状況等申立書の中で詳細に示し、また、主審高校が就職先に提出した『就労移行支援計画(本人の仕事に対する希望、保護者の希望、障害の特性、周りがどうフォローをしていくか等が書かれたもの)』のコピーを添付し、請求に臨みました。
 結果  2級での障害基礎年金の支給決定。
 寸評  “請求の過程”でも書いた通り、請求にあたっては高校が作成した資料(就労移行支援計画)を添付して提出していますし、これが結果に繋がる大きな要因となった可能性があると私は考えています。意外に知られていないことですが、年金事務所等で案内される必要書類(受診状況等証明書や診断書など)以外のもの、つまり、任意の資料等を添付しても受け付けてくれます。特に特殊な案件等の場合は、今回のような工夫が必要なことが少なくありません。とは言え、何をどう工夫すべきか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。障害年金を請求するのは恐らく一生に一度のことですので、少しでも不安を覚える方は、無理をせずにご相談いただきたいと思います。

この方のアンケートは、コチラからご確認頂けます。

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