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《第834回》更新の際の注意点① 【障害年金】

DSC_1686こんばんは(^O^)/

今日は仕事で天草市河浦(車で片道3時間程かかる(^-^;)に行っていました。
お昼を求めて彷徨っていたら、
「ちゃんぽん」ののぼり旗発見。
EAT750というお店の『とろぉりちゃんぽん(650円)』が今日のお昼でした(#^^#)
完全に和テイストのとろみの付いたスープで、
ちゃんぽんと思って食べたら完全に裏切られます(^-^;
でも、これはこれでアリでした!
長ネギとの相性も抜群、途中からカボスを絞って食べると、
これまた違ったテイストが楽しめました(*´ω`*)
フラッと入ったお店って、結構外れもあるのですが、
今日は完全にアタリでした(^-^)

さて、前回のブログで書いた通り、来年から導入予定の新ガイドラインによって、
8万人近い方が支給停止等の不利益を被る可能性が示唆されています。
厚労省はこれを真摯に受け止め、
受給権者の不利益が出ないような運用をしていただきたいというのが私の考えです。

しかし、現実問題として、国が構築しているガイドラインを、
これから大幅に変えることはちょっと考え辛いのも事実です。
そこで、今回は、不利益を被らない為にやっておいていただきたいことを書きます。

それは(このブログで何度も書いていることですが)、
診断書を完全に医師任せにしないことです。
診断書作成の際に、日常生活状況について主治医に詳細に伝えることです。

診断書の作成は医師しか出来ませんが、
その医師は、皆様の日常生活を詳細に把握している訳ではありません。

どのくらいの頻度で通院されていますか?
月1回や2回程度、多くても週1回くらいではないでしょうか?
では、毎回の診察時間はどの程度ですか?
5分~10分程度という方が多いのではないでしょうか?
それできちんと(主治医が)把握している筈はありませんよね。

中には「ウチの先生はじっくり話を聞いてくれるから」という方もいるかも知れません。
しかし、当たり前のことですが、患者は貴方だけではありません。
何人もいる中の一人に過ぎないのが現実です。

「聞いたことはカルテに書き込むんじゃないの?」

そう思われるかも知れませんが、これも医師によって異なります。
しっかりと書き込む先生もいれば、そうでもない先生も大勢いらっしゃいます。
自分の情報は、自分が思っている程主治医には伝わっていないと考えた方が賢明でしょう。

また、前回障害年金が通ったからとか、今まで更新で2級が認められているから、
というのは全くアテになりません。
毎回毎回審査によって決定されますので。

では、前回と殆ど同じ内容の診断書なら大丈夫かというと、そうとも言えません。

これは、私が社会保険審査会(不服申立ての2回目)の公開審理に出席した時のことです。
(この時は、これまで2級だったものが更新で3級に下がったことに対する不服申立てでした。)

議長から保険者に次の質問がありました。

「前回と診断書の内容が殆ど変っていないみたいですが、これで下がるんですか?」

これに対して保険者の意見。

「前々回から前回にかけて、実は状態が良化しています。」

これを聞いた議長は、「前回は様子見だったということですね」と言って納得していました。
私は「前回が様子見だったではなく、今回の状態について評価すべき」と意見しましたが、
結局処分は覆らなかったという悔しい想い出があります。

要するに、前回と(ほぼ)同じ内容だからと言って同じ結果になるとは限らないのです。
(本当はおかしなことなのですが…。)

とは言え、本当に状態が回復しているのであれば問題はありません。
しかし、実際の症状は変わらない(若しくは悪化している)にも関わらず、
残念な結果になることもあり得るのです。
障害年金は書類審査であり、極端な話、貴方の実際の状態よりも、
診断書にどう書かれているかの方が重要なのです。

したがって、冒頭にも書いた通り、自分の状態をきちんと伝えることが重要になります。
(伝える際には口頭よりも文書の方がいいと思います。)

もう少し具体的に書きたいのですが、
長くなって来ましたので、続きはまた次回(^O^)/

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